ほっこり道産子ライフ

食べること大好き!な我が家の 日常の小さな出来事を綴っていきます

考えさせられた本 

読書感想文と言うモノが大の苦手だった私・・。
上手く書く自信は 全くないのだが・・やっぱり覚えておきたいので
読み終わって感じた事を残しておこうかと思う。
画像コンサ 038


いのちの食べかた」 森 達也 理論社

世界は広い。すべてを知ることなんてとても無理だ。でも、キミの毎日にとってすごく身近なことを知らないなんて、なんとなく落ち着かなくない?魚は切り身で泳いじゃいないって、TVで見て知ってるよ。釣り上げられて、冷凍されて、市場に届いて…。じゃあ、、毎日食べてる大好きな「お肉」は、どんなふうに食卓に届くの?まずは、きのうの晩ごはんを思い出しながら、ちょっとだけ、考える冒険をしてみよう。世界には数え切れない「誰か」がいて、だから、ぼくたちの生活は続いている。
  オビの紹介文より


 この本は 中学生以上全ての人に向けて 書かれており・・
本当にす~っと頭に、ココロに入ってくる感じだった。
 
 確かに、私の周りには パック詰めされた肉以外で さかのぼった肉の姿を
みる事が出来ない。敢えて 見ないようにしていたつもりはないのだが、まず
近くに解体する場所というのがない気がする。それ以前に どこにあるのかすら知らない。

 どうしてなんだろう・・・。殺される場面が可哀相だから?
リアルな現状を目の当たりにしたら肉を食べたくなくなるから? 

 かつて幼稚園で働いていた時の事だが、 子供達に本物との出会いをさせるためにと 鶏を飼っていた。 ある時、飼っていた犬が 放し飼いにしていた鶏の首を噛み、殺してしまった。 その時 「食べよう」という人もいたが、断固として「可哀相だから絶対ダメだ」と反対する園長の言葉に なんだか違和感を感じた。「本物との出会い」ってなんだ!?
結局 死んでしまった鶏は 子供達になるべく見られないように ひっそりと 森に埋められてしまった。    
 勿論 毎日鶏達が本当に一生懸命 卵を産む姿を見て育った子供達のココロには
卵を食べるときに、きっと 命をいただいていると言う事が しっかり刻まれたと思うのだが・・・・。
でも、 じゃあパック詰めになって売られている 鶏肉が どんな姿だったのか・・
食べている鶏肉にも 命があって、それを私たちのために 奪ってしまったという事には
気づきもしないだろうと思う。

過去に 沖縄出身の方から「自分が小さい頃は 小学校に鶏とか飼っているのを みんな「上手そうだな~」って見ていたものだよ。一度飼っている鶏が逃げて・・みんな必死で追いかけたよ!!「うわ~ ご馳走が逃げた~!!!!」ってね。勿論 絞める所も身近に体験して育ったその人は「生きるために 命を戴く」事も知っていたと思う。
 
 目をそらしてはいけないのだと 思った。
知る事で、きっと日々の「戴きます」が ただの挨拶じゃなく、ココロからの
命への感謝に変わる気がする。
 本当に勉強になる一冊でした。


兄弟」 なかにし礼 新潮社

「兄さん、頼むから死んでくれ」なかにし礼衝撃の自伝小説!!

「兄さん、死んでくれてありがとう」。十六年間絶縁状態だった兄の死を聞いた弟の胸裡に、破滅的な生涯を送ったその姿が甦る。敗戦後、特攻隊から復員した兄は博打と女に溺れ、一攫千金を狙ってさまざまな事業に手を出しては失敗を繰り返す。作詞家として成功しながら、巨額の借金を肩代わりし続ける弟。破天荒な兄に翻弄され、苦闘を強いられた弟の愛憎と葛藤を描く、衝撃の自伝小説。
・・紹介文より


 戦争が人に何を与えたのか・・お兄さんの深い悲しみは 計り知れないものだったのかも
しれない。 でも、ぬくぬく平和な時代に育った私には 理解できない事だらけだった。

 この本の中で 戦後の苦しい生活の様子がすごく心に残った。
おばあちゃんから もらった交通費だけを握りしめ、小樽から 幼き日の主人公と姉が
二人だけで東京に向かう時の事。交通費以外は 余分なお金もなく、
「なんで こんな思いを自分らがしなくてはならないのか・・!」と空腹に耐えながら
一週間近くもかけて向かう様子を 読んでいて・・・・・

 最近 物価の値上がりだ なんだと騒がれているが、
そんなものは 比べものにないなと思った。

 平和な生活に慣らされてしまった私たち。
住む場所もあって、好きなものも食べる事が出来ると言う事。やりたい事にも挑戦できる
この境遇に 感謝せざるはいられなかった。
求める事ばかりじゃなく、謙虚に生きる事を再確認した。
しかし、なかにし礼さんって 本当に壮絶な人生を送ってこられたんですね。
どんどん引き込まれて あっと言う間に読み終えてしまいました・・。 

 





コメント
No title
本は得るものはあっても損ままったくしないのでいいですよねー^^ちっはずした・・・。と思う本もたまーーーにたまーーーにあるけれど、それはそれで何か得るものがあるのでうれしいです。マンガだけどまるで小説のように考えさせられたり泣いたりするものもたくさんありますね。超オススメなんですが、大阪ハムレット、サムライカアサン。機会があれば是非^^。あ!うちにありますので是非今度読んでやってくださいv-7
2008/07/09(水) 15:06:47 | URL | コーラアップ #- [ 編集 ]
コーラアップさんへ
ぜひぜひに~!!!機会はつくるので お願いしますっv-22 オススメの 漫画版の「ホームレス中学生」はバスの中で 読んでいたのですが・・・最後の方でe-263ポロリと涙がこぼれ・・・結構バス混んでいたので、ばれないようにこっそり涙を拭きました。実話なんだと分かっていても、やっぱり壮絶すぎて話は漫画向きでしたね・・。いやでもすごい話ですよねe-282
 
 ちなみに本日 患者さんあまり来なかった為・・一冊読み切りました~e-319いや~良い職場だ~!!!
2008/07/09(水) 19:34:20 | URL | siro #- [ 編集 ]
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